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仲井 理沙子
関心と研究テーマ
脳の発生と進化に関心をもっています。その中でも、高度に発達した霊長類の脳は興味深く、iPS細胞を使うことによって、非侵襲的にアプローチしたいと考えています。
略歴
2013年3月 |
京都府立西舞鶴高等学校 卒業 |
2013年4月 |
富山大学 理学部 生物学科 入学 |
2017年3月 |
同上 卒業 |
2017年4月 |
京都大学大学院 理学研究科 生物科学専攻 霊長類学・野生動物系 修士課程 入学 |
2019年3月 |
同上 修了 |
2019年4月 |
京都大学大学院 理学研究科 生物科学専攻 霊長類学・野生動物系 博士後期課程 進学 |
2022年3月 |
同上 修了 |
論文
#Equal contribution
- Ryunosuke Kitajima#, Risako Nakai#, Takuya Imamura, Tomonori Kameda, Daiki Kozuka, Hirohisa Hirai, Haruka Ito, Hiroo Imai, *Masanori Imamura#. Modeling of early neural development in vitro by direct neurosphere formation culture of chimpanzee induced pluripotent stem cells. Stem Cell Research 44: 101749 (2020) DOI:10.1016/j.scr.2020.101749
- Zachary Yu-Ching Lin#, Risako Nakai#, Hirohisa Hirai, Daiki Kozuka, Seiya Katayama, Shin-ichiro Nakamura, Sawako Okada, Ryunosuke Kitajima, Hiroo Imai, Hideyuki Okano, Masanori Imamura#. Reprogramming of chimpanzee fibroblasts into a multipotent cancerous but not fully pluripotent state by transducing iPSC factors in 2i/LIF culture. Differentiation 112: 67-76 (2020) DOI:10.1016/j.diff.2020.01.002
- Risako Nakai, Mari Ohnuki, Kota Kuroki, Haruka Ito, Hirohisa Hirai, Ryunosuke Kitajima, Toko Fujimoto, Masato Nakagawa, Wolfgang Enard, Masanori Imamura. Derivation of induced pluripotent stem cells in Japanese macaque (Macaca fuscata). Scientific Reports 8(1): 12187 (2018). PMID: 30111816
執筆(日本語)
発表(日本語)
- 仲井理沙子, 北島龍之介, 今村拓也, 亀田朋典, 井藤晴香, 平井啓久, 今井啓雄, 今村公紀. 霊長類 iPS 細胞を用いたダイレクトニューロスフェア形成培養による初期神経発生の再現 (口頭・査読なし) 第65回プリマーテス研究会, 愛知, (2021)
- 仲井理沙子, 北島龍之介, 今村拓也, 亀田朋典, 小塚大揮, 平井啓久, 井藤晴香, 今井啓雄, 今村公紀. チンパンジー iPS 細胞を用いたダイレクトニューロスフェア形成培養による初期神経発生の再現(口頭・査読なし)第36回霊長類学会大会, オンライン(2020)
- Risako Nakai, Ryunosuke Kitajima, Takuya Imamura, Tomonori Kameda, Daiki Kozuka, Hirohisa Hirai, Haruka Ito, Hiroo Imai, Masanori Imamura. Modeling of early neural development in vitro by direct neurosphere formation culture of chimpanzee induced pluripotent stem cells.(ポスター・査読なし)第43回日本神経科学大会, オンライン(2020)
- 仲井理沙子, 北島龍之介, 亀田朋典, 平井啓久, 今井啓雄, 今村拓也, 今村公紀. チンパンジー/ヒトiPS細胞を用いた初期神経発生動態の解析(ポスター・査読なし)第63回プリマーテス研究会, 愛知(2019)
- 仲井理沙子, 北島龍之介, 平井啓久, 今井啓雄, 今村公紀. チンパンジー/ヒトiPS細胞を用いた初期神経発生動態の解析(口頭・査読なし)第41回日本分子生物学会年会, 横浜(2018)
- 仲井理沙子, 北島龍之介, 平井啓久, 今井啓雄, 今村公紀. チンパンジーiPS細胞を用いた初期神経発生動態の解明(口頭・査読なし)日本進化学会第20回大会, 東京(2018)
- 仲井理沙子, 北島龍之介, 平井啓久, 今井啓雄, 岡野栄之, 今村公紀. ヒト/チンパンジー/ニホンザルiPS細胞を用いた神経発生動態の比較解析(口頭・査読なし)第34回日本霊長類学会大会, 東京(2018)
- 仲井理沙子, 北島龍之介, 平井啓久, 今井啓雄, 岡野栄之, 今村公紀. ヒトの脳進化を駆動する分子基盤に迫る!-ヒト/チンパンジーiPS細胞を用いた神経発生動態の比較解析-(ポスター・査読なし)第7回超異分野学会, 東京(2018)
- 仲井理沙子, 北島龍之介, 馬場庸平, 平井啓久, 今井啓雄, 岡野栄之, 今村公紀. チンパンジーiPS細胞を用いた神経幹細胞の分化誘導と発生動態の解明(ポスター・査読なし)第62回プリマーテス研究会、愛知(2018)
- 仲井理沙子, 北島龍之介,馬場庸平, 平井啓久, 今井啓雄, 岡野栄之, 今村公紀. チンパンジーiPS細胞を用いた神経幹細胞の分化誘導と発生動態の解明(ポスター・査読なし)2017年度生命科学系学会合同年次大会(ConBio2017)(神戸)
- 仲井理沙子, 北島龍之介, 平井啓久, 今井啓雄, 岡野栄之, 今村公紀. チンパンジーiPS細胞を用いた神経幹細胞の分化誘導と発生動態の解明(ポスター・査読なし)日本遺伝学会第89回大会(岡山)
- 仲井理沙子, 北島龍之介, 馬場庸平, 平井啓久, 今井啓雄, 岡野栄之, 今村公紀. チンパンジーiPS細胞を用いた神経幹細胞の分化誘導と発生動態の解明(ポスター・査読なし)日本進化学会第19回大会, 京都(2017)
- 岡田佐和子、仲井理沙子、北島龍之介、黒木康太、今村公紀. 霊長類における幹細胞研究 ~ニホンザルiPS細胞を使った新しいアプローチ~ .(ポスター・査読なし) 第16回ニホンザル研究セミナー, 京都(2017)
発表(英語)
- Risako Nakai, Ryunosuke Kitajima, Hirohisa Hirai, Hiroo Imai, Masanori Imamura.(Oral, Poster) Recapitulation of Epiblast-Neuroectoderm-Neural Stem Cell Differentiation from Chimpanzee iPSCs in vitro, 2018 International Conference Korean Society for Molecular and Cellular Biology Travel Award, Seoul, Korea (2018)
受賞歴
- 第62回プリマーテス研究会 優秀ポスター発表賞、愛知(2018)
- 大幸財団 第38回学芸奨励生(2018)
- 2018 International Conference: Korean Society for Molecular and Cellular Biology Travel Award, Seoul, Korea (2018)